雨の日は、自分の中心と向き合う日。
- げん鍼灸整骨院
- 5月6日
- 読了時間: 2分
外は雨。
湿った空気と静けさのなかで、
なんとなく心も身体も、内へ内へと向かっていくような感覚があります。
こんな日は、動こうとせずに「ととのえる」時間を。
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東洋医学では、雨や湿気によって**“水の巡り”が乱れる**と、
だるさ・むくみ・冷え・気分の重さなどが出やすくなると考えます。
そんなときにおすすめなのが、
**身体の中心=「中極(ちゅうきょく)」**というツボ。
“おへその下”にあるこのツボは、
生命力の貯蔵庫=腎や膀胱の働きとも深く関わっていて、
心身を芯から温めてくれます。
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【今日のツボ:中極(ちゅうきょく)】
ツボの位置:
おへそから指4本分ほど下。
下腹部の中央、骨盤の内側に手を添えるような位置にあります。
両手の指先で、お腹を包むようにして温めてみてください。
期待できる効果:
・冷え、下腹部のだるさや重たさの緩和
・泌尿器系の不調(月経トラブルや頻尿など)
・自律神経の安定、ホルモンバランスの調整
・雨の日の“内側のバランス”を整えたいときに
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静かな雨の日は、無理に元気を出さなくていい。
ただ、自分の真ん中に手を当てて、
「いま、ここにいる」って確かめる。
それだけで、身体はふわっとゆるんでいきます。

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