昔、僕はシステムエンジニアとして働いていました。

海外出張も多く、がむしゃらに働く毎日。

けれどあるとき、ふと思ったんです。

**「このままでは、一番大切な“身体”を壊してしまう」**──と。

 

そんな時期に、祖父が病気で入院しました。

お見舞いに通う中で、出会ったのがリハビリの先生でした。

 

なんとか治したいと願う祖父。

その思いに応えるように、支え、励まし、関わりつづける医療スタッフたち。

 

一方で、僕には何もできなかった。

 

ただ見ているだけで、何も手を差し伸べられなかったことが、

今でも悔しくて、心に残っています。

 

それがきっかけとなり、僕は安定した企業の仕事を辞め、

鍼灸整骨院に勤めながら介護の現場も経験し、

柔道整復師・鍼師・灸師の国家資格を取得しました。

 

治療家としての道は、遠回りかもしれません。

ですが、自分で選び取ったこの道に、迷いはありません。

 

同年代の先生たちに比べてキャリアは浅いかもしれません。

けれど、そのぶん熱意と勉強量は誰にも負けない自信があります。

 

自分の身体を酷使してきた経験があるからこそ、

「心身を整えることの大切さ」を、心から理解しています。

 

一人ひとり違う患者さんに、その人にとって一番合う施術を。

そして、心と身体の両方が整うことで、また笑顔になれるように──

全力でサポートさせていただきます。